7.気管支病変を認めた前立腺癌肺転移の1例(第25回日本呼吸器内視鏡学会北海道支部会)

症例は71歳, 男性. 平成10年より前立腺癌で治療中. 平成16年1月7日当院耳鼻咽喉科に舌癌の精査治療目的に入院した際, 胸部異常陰影を認めたため当科を紹介された. 胸部CT上, 両肺に多発する小結節, 空洞形成した小結節及び気管支内腫瘤を認めた. 気管支鏡検査では右B8bは呼吸性に移動するポリープ型腫瘤でほぼ閉塞され, 右B9入口部にも結節隆起型腫瘤を認めた. 同部位からの生検にて前立腺癌の転移と診断された....

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Veröffentlicht in:気管支学 2004/05/25, Vol.26(4), pp.389-390
Hauptverfasser: 須甲, 憲明, 原田, 敏之, 上村, 明, 白井, 真也, 月舘, 範行, 吉村, 治彦, 大平, 浩司, 吉田, 和博, 鈴木, 章彦, 井上, 幹朗, 山本, 潤, 川浪, 貢, 山下, 哲史, 岡本, 賢三
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:症例は71歳, 男性. 平成10年より前立腺癌で治療中. 平成16年1月7日当院耳鼻咽喉科に舌癌の精査治療目的に入院した際, 胸部異常陰影を認めたため当科を紹介された. 胸部CT上, 両肺に多発する小結節, 空洞形成した小結節及び気管支内腫瘤を認めた. 気管支鏡検査では右B8bは呼吸性に移動するポリープ型腫瘤でほぼ閉塞され, 右B9入口部にも結節隆起型腫瘤を認めた. 同部位からの生検にて前立腺癌の転移と診断された.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.26.4_389_7