10.極細径気管支鏡を用いて摘出した末梢気管支異物の1例(第25回日本呼吸器内視鏡学会中部支部会)

症例は61歳男性. 2年前に大脳皮質下出血の既往があり, 今回痙攣発作にて当院救急搬入. 痙攣発作時に歯を噛み合わせたため, 義歯が脱落した. 入院後, 胸部X線写真で右下肺に金属様の異常陰影が認められ誤嚥による気管支内異物が疑われた. 画像上異物の陥入位置が末梢で通常型気管支鏡では直視不能と予想されたため極細径気管支鏡を用いた. 右B9biに義歯充填物が観察でき, 尿管結石用バスケット鉗子を用いて回収した....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 2003/09/25, Vol.25(6), pp.482
Hauptverfasser: 沖, 昌英, 河田, 好弘, 佐光, 智絵子, 熊澤, 昭文, 坂, 英雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:症例は61歳男性. 2年前に大脳皮質下出血の既往があり, 今回痙攣発作にて当院救急搬入. 痙攣発作時に歯を噛み合わせたため, 義歯が脱落した. 入院後, 胸部X線写真で右下肺に金属様の異常陰影が認められ誤嚥による気管支内異物が疑われた. 画像上異物の陥入位置が末梢で通常型気管支鏡では直視不能と予想されたため極細径気管支鏡を用いた. 右B9biに義歯充填物が観察でき, 尿管結石用バスケット鉗子を用いて回収した.
ISSN:0287-2137
2186-0149
DOI:10.18907/jjsre.25.6_482_4