治療前後で血清KL-6と肺胞洗浄液中の抗GM-CSF抗体を評価できた肺胞蛋白症の1例

症例は78歳男性. 肺癌検診にて胸部異常影を指摘され当院にて入院精査となった. 胸部CTでcrazy-paving apperanceを認め, BAL, TBLBにてPAS陽性物質を認めたため肺胞蛋白症と診断した. 治療はBALを行うも不十分であったため, 全身麻酔科で左右2回に分けて肺洗浄を行い改善した. その前後で血清KL-6と肺胞洗浄液中の抗GM-CSF抗体を測定することができたのでここに報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 大日向玲紀, 瀬尾宜嗣, 上村なつ, 翁長正樹, 本橋典久, 宇野秀之, 小室巌, 橋元恭士, 三上正志, 馬場美智子, 中村清一, 中田光
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:症例は78歳男性. 肺癌検診にて胸部異常影を指摘され当院にて入院精査となった. 胸部CTでcrazy-paving apperanceを認め, BAL, TBLBにてPAS陽性物質を認めたため肺胞蛋白症と診断した. 治療はBALを行うも不十分であったため, 全身麻酔科で左右2回に分けて肺洗浄を行い改善した. その前後で血清KL-6と肺胞洗浄液中の抗GM-CSF抗体を測定することができたのでここに報告する.
ISSN:0287-2137