治癒過程で線維化を生じ, 両側気胸を生じたレジオネラ肺炎の1例

今回我々は治癒過程で肺線維化を来たし, 両側気胸を生じたレジオネラ肺炎の1例を経験したので報告する. 症例は74歳男性. 2000年12月, 39℃の発熱・急性呼吸不全にて入院. 尿中抗原陽性よりレジオネラ肺炎と診断し人工呼吸管理下でEM・RFP・CPFXの投与を行った. 治療開始後肺炎・呼吸不全は改善したが間質性病変が残存し, 両側気胸を併発した. 間質性病変は長期ステロイド投与にて徐々に改善した....

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Hauptverfasser: 細谷弓子, 山本寛, 鈴木純子, 熱田了, 鈴木道明, 坂本匡一, 青木茂行, 松岡郎
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:今回我々は治癒過程で肺線維化を来たし, 両側気胸を生じたレジオネラ肺炎の1例を経験したので報告する. 症例は74歳男性. 2000年12月, 39℃の発熱・急性呼吸不全にて入院. 尿中抗原陽性よりレジオネラ肺炎と診断し人工呼吸管理下でEM・RFP・CPFXの投与を行った. 治療開始後肺炎・呼吸不全は改善したが間質性病変が残存し, 両側気胸を併発した. 間質性病変は長期ステロイド投与にて徐々に改善した.
ISSN:0287-2137