腎癌Endobronchial Metastasisの気道狭窄に対しArgon Plasma Coagulation(APC)が有効であった1症例

症例は48歳, 女性. 1992年腎癌で右腎臓摘出術を施行. 2000年4月呼吸困難が出現, 腎癌縦隔リンパ節転移による中間幹の全周性狭窄と左主気管支のendobronchial metastasisを認め, ともに高度狭窄で容易に閉塞が予想された. APCで左主気管支腫瘍を凝固しながら生検鉗子で除去, 気道確保後中間幹にステント挿入し呼吸症状は著明に改善した. APCが本症の気道狭窄に対し有効であったと考えられた....

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Hauptverfasser: 白間信行, 若林修, 福元伸一, 横内浩, 原田敏之, 小島哲弥, 大泉聡史, 本村文宏, 山崎浩一, 小倉滋明, 秋田弘俊, 西村正治, 大塚紀幸, 村上貴久, 清水道生
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は48歳, 女性. 1992年腎癌で右腎臓摘出術を施行. 2000年4月呼吸困難が出現, 腎癌縦隔リンパ節転移による中間幹の全周性狭窄と左主気管支のendobronchial metastasisを認め, ともに高度狭窄で容易に閉塞が予想された. APCで左主気管支腫瘍を凝固しながら生検鉗子で除去, 気道確保後中間幹にステント挿入し呼吸症状は著明に改善した. APCが本症の気道狭窄に対し有効であったと考えられた.
ISSN:0287-2137