喘息様症状で発見された喉頭蓋嚢腫の1例

症例は61歳, 男性. 主訴は突然の呼吸困難と喘鳴. 慢性気管支炎にて通院中, 階段を上る際突然呼吸困難を自覚し当院を受診. 経気管支鏡的に喉頭蓋嚢腫と診断. 嚢腫の大きさは2.0×1.5cm大で, 可動性があった. これが声帯を被覆するように移動した時に, 突然の呼吸困難が生じたものと推測された. 嚢腫の切開排液を行い, 以降現在まで呼吸器症状は消失している....

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Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 竹川広三, 土田敬明, 田中浩一, 鉄田聡哉, 熊坂英雄, 日吉利光, 山本秀樹, 河手典彦, 小中千守, 加藤治文
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は61歳, 男性. 主訴は突然の呼吸困難と喘鳴. 慢性気管支炎にて通院中, 階段を上る際突然呼吸困難を自覚し当院を受診. 経気管支鏡的に喉頭蓋嚢腫と診断. 嚢腫の大きさは2.0×1.5cm大で, 可動性があった. これが声帯を被覆するように移動した時に, 突然の呼吸困難が生じたものと推測された. 嚢腫の切開排液を行い, 以降現在まで呼吸器症状は消失している.
ISSN:0287-2137