経気管支エコーを施行した肺硬化性血管腫の1例

症例は46歳, 女性. 検診の胸部X線写真で異常影を指摘された. 胸部画像上, 左舌区中枢側に38×30mm大の孤立性陰影があり, 気管支動脈造影では網目状走行像を, 経気管支エコーでは内部不均一な充実性の腫瘤を認めた. 細胞診では悪性を疑う所見はなかった. 確定診断のため左舌区々域切除を行い, 病理組織学所見にて, 内腔を上皮細胞に覆われた血管様構造を認め肺硬化性血管腫と診断した....

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Hauptverfasser: 中西京子, 西垣豊, 中尾祥子, 西村正人, 井手宏, 長内忍, 中野均, 大崎能伸, 菊池健次郎, 徳差良彦, 三代川斉之
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は46歳, 女性. 検診の胸部X線写真で異常影を指摘された. 胸部画像上, 左舌区中枢側に38×30mm大の孤立性陰影があり, 気管支動脈造影では網目状走行像を, 経気管支エコーでは内部不均一な充実性の腫瘤を認めた. 細胞診では悪性を疑う所見はなかった. 確定診断のため左舌区々域切除を行い, 病理組織学所見にて, 内腔を上皮細胞に覆われた血管様構造を認め肺硬化性血管腫と診断した.
ISSN:0287-2137