甲状腺癌気管浸潤に対しNd-YAGレーザー治療を施行した1例

症例は83歳, 女性. 診断は甲状腺癌気管浸潤による気管狭窄. 主訴は呼吸困難. 入院後, 外科的治療の適応はないと判断し, 計5回, 3857JのNd-YAGレーザー焼灼術を施行. レーザー焼灼術後, 症状の改善を認め退院となった. 当症例においては, ステント挿入等の治療も検討したが83歳と高齢なため, 可能であるならば, より自然な方法で気道を確保したいと考え, レーザー焼灼術のみの治療を行い退院が可能となった....

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Hauptverfasser: 細村幹夫, 山畑健, 中山光男, 菊地功次
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は83歳, 女性. 診断は甲状腺癌気管浸潤による気管狭窄. 主訴は呼吸困難. 入院後, 外科的治療の適応はないと判断し, 計5回, 3857JのNd-YAGレーザー焼灼術を施行. レーザー焼灼術後, 症状の改善を認め退院となった. 当症例においては, ステント挿入等の治療も検討したが83歳と高齢なため, 可能であるならば, より自然な方法で気道を確保したいと考え, レーザー焼灼術のみの治療を行い退院が可能となった.
ISSN:0287-2137