当院で経験した気道熱傷の1例
患者は46歳, 女性. 平成8年7月18日, ビルの1階で火災にあい, 熱傷で緊急入院となった. 気管内挿管し, 人工呼吸器で救命した. 気管支鏡所見は, 右上葉支口は気道熱傷改善後, 瘢痕狭窄が強く僅かな気管支の開存しか認められず, また左下葉支は全周性の狭窄を認めた. 退院後, 喘鳴が改善しないため, 右上葉支口の瘢痕狭窄に対し, YAGレーザーによる気管支拡張術を施行した. また, ``133 Xe gas吸入による肺換気シンチが, 末梢気道狭窄の診断に有用であった....
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Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 患者は46歳, 女性. 平成8年7月18日, ビルの1階で火災にあい, 熱傷で緊急入院となった. 気管内挿管し, 人工呼吸器で救命した. 気管支鏡所見は, 右上葉支口は気道熱傷改善後, 瘢痕狭窄が強く僅かな気管支の開存しか認められず, また左下葉支は全周性の狭窄を認めた. 退院後, 喘鳴が改善しないため, 右上葉支口の瘢痕狭窄に対し, YAGレーザーによる気管支拡張術を施行した. また, ``133 Xe gas吸入による肺換気シンチが, 末梢気道狭窄の診断に有用であった. |
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ISSN: | 0287-2137 |