PDTと葉切スリーブ切除を施行した重複肺癌の2例

今回我々は, PDTと葉切スリーブ切除を施行した重複肺癌の2例を経験したので報告する. 症例1は, 57歳男性で, 検診発見, B.I.3400であった. BFSにて左B^1+2 と右B^2 扁平上皮癌を認めた. 左上切スリーブ後3ヵ月後にPDTを施行しCRを得た. 症例2は, 69歳男性, 主訴は血痰, B.I.1040であった. BFSにて右B^1 と右B^6 に扁平上皮癌を認めた. 右上葉スリーブ切除後約4週後にPDTを施行しCRを得た. 2例ともに全治療期間を通じて合併症は認められなかった....

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Hauptverfasser: 大森謙一, 飯岡壮吾, 多田弘人, 山本良二, 貴志彰宏, 根来俊一, 寺川和彦, 瀧藤伸英, 武田晃司, 新田隆, 吉村成央, 宮口麗子
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:今回我々は, PDTと葉切スリーブ切除を施行した重複肺癌の2例を経験したので報告する. 症例1は, 57歳男性で, 検診発見, B.I.3400であった. BFSにて左B^1+2 と右B^2 扁平上皮癌を認めた. 左上切スリーブ後3ヵ月後にPDTを施行しCRを得た. 症例2は, 69歳男性, 主訴は血痰, B.I.1040であった. BFSにて右B^1 と右B^6 に扁平上皮癌を認めた. 右上葉スリーブ切除後約4週後にPDTを施行しCRを得た. 2例ともに全治療期間を通じて合併症は認められなかった.
ISSN:0287-2137