結核性気管支狭窄に対し金属ステント留置後完全閉塞となった1例
症例は23歳, 男性. 肺結核, 気管支結核の診断で通院加療中であったが呼吸困難を主訴として入院した. 左主気管支に瘢痕性狭窄を認め, 全身麻酔下に直径10mmのバルーンで気管支拡張後, 直径10mm, 長さ3cmのEMS stentを留置した. 術後1ヵ月の気管支鏡所見ではstentは開存していたが術後7ヵ月後に呼吸困難を主訴として再入院した. stentを留置した左主気管支が肉芽増生により閉塞していた. 結核性気管支狭窄に対するバルーン拡張術とEMS stentの併用は肉芽増生による閉塞の危険性が示唆された....
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Format: | Tagungsbericht |
Sprache: | jpn |
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Zusammenfassung: | 症例は23歳, 男性. 肺結核, 気管支結核の診断で通院加療中であったが呼吸困難を主訴として入院した. 左主気管支に瘢痕性狭窄を認め, 全身麻酔下に直径10mmのバルーンで気管支拡張後, 直径10mm, 長さ3cmのEMS stentを留置した. 術後1ヵ月の気管支鏡所見ではstentは開存していたが術後7ヵ月後に呼吸困難を主訴として再入院した. stentを留置した左主気管支が肉芽増生により閉塞していた. 結核性気管支狭窄に対するバルーン拡張術とEMS stentの併用は肉芽増生による閉塞の危険性が示唆された. |
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ISSN: | 0287-2137 |