気管支動脈塞栓術の併用により内視鏡的に安全に摘出しえた気管支結石症の1例

症例は66歳, 男性. 血痰を主訴に来院, 気管支鏡検査, 胸部CT検査を行った結果気管支結石症を疑った. 経過観察中, 肺炎を合併していたため再度気管支鏡検査を行ったところ, 気管支内腔は結石により閉塞していた. 結石は可動性はあるが容易に摘出できず, 出血の可能性があったため気管支動脈塞栓術後, 鉗子にて摘出したところ出血もなく, 安全に行われた....

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:気管支学 1996, Vol.18 (1), p.100-100
Hauptverfasser: 田中紳太郎, 明田晶子, 高橋隆二, 原田尚雄, 渡辺英明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は66歳, 男性. 血痰を主訴に来院, 気管支鏡検査, 胸部CT検査を行った結果気管支結石症を疑った. 経過観察中, 肺炎を合併していたため再度気管支鏡検査を行ったところ, 気管支内腔は結石により閉塞していた. 結石は可動性はあるが容易に摘出できず, 出血の可能性があったため気管支動脈塞栓術後, 鉗子にて摘出したところ出血もなく, 安全に行われた.
ISSN:0287-2137