胸腔鏡下肺生検にて診断したサルコイドーシスの1例
63歳, 女性. 乾性咳嗽を主訴に外来受診. 胸部単純X線写真上, 両肺野にびまん性小粒状陰影を認め精査目的入院. 胸部CT上, 縦隔リンパ節腫大を認めた. その他検査所見では, 血清ADA高値, ツ反陰性, Gaスキャンで両側肺野に集積を認めるなどサルコイドーシスを疑わせる所見がみられた. 気管支鏡検査でBALF, TBLBを施行したが確定診断には至らず, 胸腔鏡下肺生検を施行. これにより, 特徴的な病理所見が得られ確定診断に至った. 胸腔鏡下肺生検は侵襲が少なく, 胸腔内全体を観察し得る有用な術式であると考える....
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Veröffentlicht in: | 気管支学 1995, Vol.17 (6), p.535-535 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 63歳, 女性. 乾性咳嗽を主訴に外来受診. 胸部単純X線写真上, 両肺野にびまん性小粒状陰影を認め精査目的入院. 胸部CT上, 縦隔リンパ節腫大を認めた. その他検査所見では, 血清ADA高値, ツ反陰性, Gaスキャンで両側肺野に集積を認めるなどサルコイドーシスを疑わせる所見がみられた. 気管支鏡検査でBALF, TBLBを施行したが確定診断には至らず, 胸腔鏡下肺生検を施行. これにより, 特徴的な病理所見が得られ確定診断に至った. 胸腔鏡下肺生検は侵襲が少なく, 胸腔内全体を観察し得る有用な術式であると考える. |
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ISSN: | 0287-2137 |