Occult lung cancerに対するPDT, 放射線併用治療成績について

Roentgenographically occult lung cancer患者6例にたいしてPDTおよび放射線の併用療法を試みた. PDTのみで6例中3例がCR, 残りの3例がPRとなった. 放射線治療を併用することによって全例がCRになり, その後4ないし87ヵ月にわたる観察期間中, 局所再発は認められなかった. この併用治療は局所制御に関しては有効な方法と考えられ, 放射線の線量を減らしうると思われるが, 3例が胸腔内の他部位への再発(重複癌疑いも含む)で死亡しており再発の早期発見, 再発後の治療が今後の問題点と思われた....

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Veröffentlicht in:気管支学 1993, Vol.15 (6), p.592-592
Hauptverfasser: 中村洋, 野村敏, 有吉功, 由水多津子, 中木浩司, 倉光達也, 松本常男, 中西敬, 三浦剛史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Roentgenographically occult lung cancer患者6例にたいしてPDTおよび放射線の併用療法を試みた. PDTのみで6例中3例がCR, 残りの3例がPRとなった. 放射線治療を併用することによって全例がCRになり, その後4ないし87ヵ月にわたる観察期間中, 局所再発は認められなかった. この併用治療は局所制御に関しては有効な方法と考えられ, 放射線の線量を減らしうると思われるが, 3例が胸腔内の他部位への再発(重複癌疑いも含む)で死亡しており再発の早期発見, 再発後の治療が今後の問題点と思われた.
ISSN:0287-2137