産学連携知的財産管理室 - 2021年度半ばから2022年度半ばまでの活動報告

「抄録」 産学連携知的財産管理室が2016年に発足して6年が経過し, 業務は多岐にわたり活動が拡大してきた. それに伴い徐々に実用化案件や共同研究案件も増加しつつある. この1年間の特筆すべき点として, RNA創薬に関する研究成果を基に川崎医科大学発のバイオベンチャー第1号が立ち上がり2022年3月から支援することとなった. また, 肺癌治療におけるバイオマーカー測定の案件が実用化し技術導出された. その一方で発明届の数は減少しており, 研究支援と同様に知的財産創出のリテラシーの向上も必要である. 今後も業務の効率化・適正化を進め, 他学との交流を推進し, シーズとニーズのマッチングの機会をで...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:KAWASAKI IGAKKAI SHI LIBERAL ARTS & SCIENCES 2022 (48), p.15-21
Hauptverfasser: 山内明, 西村泰光, 向井知之, 松本啓志, 本地直貴, 日下彩生, 横田直子, 井上真由美
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「抄録」 産学連携知的財産管理室が2016年に発足して6年が経過し, 業務は多岐にわたり活動が拡大してきた. それに伴い徐々に実用化案件や共同研究案件も増加しつつある. この1年間の特筆すべき点として, RNA創薬に関する研究成果を基に川崎医科大学発のバイオベンチャー第1号が立ち上がり2022年3月から支援することとなった. また, 肺癌治療におけるバイオマーカー測定の案件が実用化し技術導出された. その一方で発明届の数は減少しており, 研究支援と同様に知的財産創出のリテラシーの向上も必要である. 今後も業務の効率化・適正化を進め, 他学との交流を推進し, シーズとニーズのマッチングの機会をできるだけ多く確保するように努力していきたい.
ISSN:0386-5398