ポーセレンラミネートベニア
変色歯や形態異常歯に対する審美的要求の高まりに伴って種々の修復法が開発され, 臨床応用が試みられている. ポーセレンラミネートベニア法は, ポーセレンのシェルを低粘度のコンポジットレジンで歯質に接着する修復法であり, 従来の方法と比較して様々な特徴を備えている. そこで今回の臨床講座では, 本法の特徴や適応症, 臨床術式について述べ, 写真により臨床例を紹介する. ポーセレンラミネートベニア法の特徴 1.歯質の削除量が少なく, 歯髄損傷の危険性が小さい. 2.支台歯形成および印象採得が比較的容易である. 3.耐摩耗性に優れ, 経時的変色がない. 4咬合接触関係を変化させることが少ない. 5.歯...
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Veröffentlicht in: | 昭和歯学会雑誌 1993/06/30, Vol.13(2), pp.195-197 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 変色歯や形態異常歯に対する審美的要求の高まりに伴って種々の修復法が開発され, 臨床応用が試みられている. ポーセレンラミネートベニア法は, ポーセレンのシェルを低粘度のコンポジットレジンで歯質に接着する修復法であり, 従来の方法と比較して様々な特徴を備えている. そこで今回の臨床講座では, 本法の特徴や適応症, 臨床術式について述べ, 写真により臨床例を紹介する. ポーセレンラミネートベニア法の特徴 1.歯質の削除量が少なく, 歯髄損傷の危険性が小さい. 2.支台歯形成および印象採得が比較的容易である. 3.耐摩耗性に優れ, 経時的変色がない. 4咬合接触関係を変化させることが少ない. 5.歯周組織に対する親和性に優れ, 歯頸部のブラックラインが起こらない. |
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ISSN: | 0285-922X 2186-5396 |
DOI: | 10.11516/dentalmedres1981.13.195 |