読み書きが苦手な子どもに対するCognitive Orientation to daily Occupational Performance (CO-OP) を基盤とした遠隔作業療法

要旨:新型コロナウイルス感染症(以下, COVID-19)の影響により, クライエントに対面で作業療法を提供することが難しい状況に陥った. そこで, 我々はCognitive Orientation to daily Occupational Performance(CO-OP)を基盤とした遠隔作業療法を実施した. 実践形態が遠隔であっても, 読み書きが苦手な子どもたち, および保護者からポジティブな反応が確認できた. この実践を報告することによって, COVID-19の第二波やその他の理由で対面での作業療法が困難になった際の一助となることを期待している....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:作業療法 2021-02, Vol.40 (1), p.72-78
Hauptverfasser: 塩津裕康, 奥津光佳, 倉澤茂樹
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:要旨:新型コロナウイルス感染症(以下, COVID-19)の影響により, クライエントに対面で作業療法を提供することが難しい状況に陥った. そこで, 我々はCognitive Orientation to daily Occupational Performance(CO-OP)を基盤とした遠隔作業療法を実施した. 実践形態が遠隔であっても, 読み書きが苦手な子どもたち, および保護者からポジティブな反応が確認できた. この実践を報告することによって, COVID-19の第二波やその他の理由で対面での作業療法が困難になった際の一助となることを期待している.
ISSN:0289-4920