月別によるNeurometoryと症状部位の相関性について

良導絡治療にとって, Neurometoryから得られる症状と異常の良導絡の関連性は欠かすことのできない事項である. われわれは, 多様化する社会情報のなかで, 良導絡治療の一つの診断カテゴリーの確立になると思われる異常の良導絡と症状の正確な情報把握を目ざしている. そこで, 学術部として, 中谷が望んでいた各科別専用症候群の作成とくに鍼灸領域のものに取り組んでいる訳で, そのため, 会員の先生がたにも協力を願って, データーの収集を行っている. そして, 症候群の作成の過程において, 良導絡興奮性と症状の関連, 患者層, 四季間での比較なども合せて眺めている訳である. 昨年の第17回大会では...

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Veröffentlicht in:日本鍼灸良導絡医学会誌 1986, Vol.15 (1), p.6-13
Hauptverfasser: 森川和宥, 稲田陽治, 梅本義時, 小田博久, 北村智, 吉備登, 佐藤学, 田山文隆, 成川洋寿, 川口四郎, 左川清次, 谷口栄次, 鳥越浩, 辻昌信, 登川明孝, 濱田國義, 前田利信, 小木曽和夫, 牧厚己子, 小川稔, 二見利文, 宝田良清
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:良導絡治療にとって, Neurometoryから得られる症状と異常の良導絡の関連性は欠かすことのできない事項である. われわれは, 多様化する社会情報のなかで, 良導絡治療の一つの診断カテゴリーの確立になると思われる異常の良導絡と症状の正確な情報把握を目ざしている. そこで, 学術部として, 中谷が望んでいた各科別専用症候群の作成とくに鍼灸領域のものに取り組んでいる訳で, そのため, 会員の先生がたにも協力を願って, データーの収集を行っている. そして, 症候群の作成の過程において, 良導絡興奮性と症状の関連, 患者層, 四季間での比較なども合せて眺めている訳である. 昨年の第17回大会では, 第一報として1月の分析結果を報告し, 症状部位によって異常の良導絡が有意に出現することや, 患者層では腰部・肩部・膝部の訴えの多いことなどを述べた. 今回は, 患者層や良導絡興奮性と症状の関連に季節間の差異はないものかを眺めるため, 1月の分析結果と8月の分析結果を比較検討したので報告する.
ISSN:0286-1631