月別によるNeurometoryと症状部の相関性について

〔目的〕 鍼灸院特有のNeurometoryの変化を眺めるべきデーターの収集を会員の先生方に依頼している. 現在, 2,000例近く収集できているが, 第17回日本鍼灸良導絡医学会において1月の分析結果を報告した. 今回は, 四季間の差が生じているかを見るため, 8月の分析を行い, 1月との比較を行ったので報告する. 〔方法〕 前回と同じく, 提供してもらったデーター2,000例のなかより8月分399名を抽出し, 良導絡興奮性の興抑を判定し, 各症状部位の有無別にX^2 検定をおこない, さらにyatesの補正を加えた. 〔結果〕 1月と8月の比較を行った結果, 冬と夏による症状部位の出現は類...

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Veröffentlicht in:日本鍼灸良導絡医学会誌 1986, Vol.14 (4), p.7-7
Hauptverfasser: 森川和宥, 稲田陽治, 梅本義時, 小田博久, 北村智, 吉備登, 佐藤学, 田山文雄, 成川洋寿, 川口四郎, 左川清次, 谷口栄次, 鳥越浩, 辻昌信, 登川明孝, 濱田國義, 前田利信, 小木曽和夫, 牧厚己子, 小川稔, 二見利文, 宝田良清
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:〔目的〕 鍼灸院特有のNeurometoryの変化を眺めるべきデーターの収集を会員の先生方に依頼している. 現在, 2,000例近く収集できているが, 第17回日本鍼灸良導絡医学会において1月の分析結果を報告した. 今回は, 四季間の差が生じているかを見るため, 8月の分析を行い, 1月との比較を行ったので報告する. 〔方法〕 前回と同じく, 提供してもらったデーター2,000例のなかより8月分399名を抽出し, 良導絡興奮性の興抑を判定し, 各症状部位の有無別にX^2 検定をおこない, さらにyatesの補正を加えた. 〔結果〕 1月と8月の比較を行った結果, 冬と夏による症状部位の出現は類似的な傾向で腰部の異常が多く, 次いで肩部の異常, 下肢の異常, 頸部の異常などである. なお良導絡興奮性の興抑についても報告する.
ISSN:0286-1631