Intracerebral Infiltration by Monoclonal Plasmacytoid Cells in Waldenstroms Macroglobulinemia
Waldenstroms macroglobulinemiaは, 血液中にIgMを産生する形質細胞が腫瘍性に増殖する疾患である. この疾患の脳内転移は非常に稀で, Bing-Neel syndromeと名付けられた. 我々の症例は68才女性3年前にWaldenstroms macroglobulinemiaの既往がある. 記憶障害を主訴に来院. MRIのT_2強調像にて左前頭葉及び脳染にT_2延長病巣を認め同部は造影剤(Gd-DTPA)にて増強された. 生検にて確定診断がなされた. 腫瘍細胞はVirchow Robin腔の形質細胞と脳実質内の未分化なリンパ球より構成され, 前者はIgM及び入軽...
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Veröffentlicht in: | Neurologia medico-chirurgica 1995, Vol.35 (8), p.575-607 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | Waldenstroms macroglobulinemiaは, 血液中にIgMを産生する形質細胞が腫瘍性に増殖する疾患である. この疾患の脳内転移は非常に稀で, Bing-Neel syndromeと名付けられた. 我々の症例は68才女性3年前にWaldenstroms macroglobulinemiaの既往がある. 記憶障害を主訴に来院. MRIのT_2強調像にて左前頭葉及び脳染にT_2延長病巣を認め同部は造影剤(Gd-DTPA)にて増強された. 生検にて確定診断がなされた. 腫瘍細胞はVirchow Robin腔の形質細胞と脳実質内の未分化なリンパ球より構成され, 前者はIgM及び入軽鎖抗体陽性で, 後者は陰性であった. Monoclonalな増殖はSouthem blot analysisにて証明された. 放射線治療にて腫瘍は消失し, 3年間再発していない. |
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ISSN: | 0470-8105 |