再検により動脈瘤が認められた1症例

症例は48歳女性. 7年前, 右中大脳動脈動脈瘤clipping施行. 1983年9月, クモ膜下出血をきたし再入院. 脳血管撮影で右中大脳動脈瘤clipのslip outの所見を認めたため手術を行った. 術後VAG再検の結果, 左PICA分岐部に動脈瘤の所見がみられ手術を再施行した. Clipのslip out及び初回脳血管撮影で他の部位の動脈瘤を確認できなかったことの二つの問題を同時に合併した症例を経験したので, 文献的考察を加えて報告した....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Neurologia medico-chirurgica 1983, Vol.23 (suppl), p.256-257
Hauptverfasser: 福島正昭, 松本隆司, 小阪英幸, 和田秀隆
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は48歳女性. 7年前, 右中大脳動脈動脈瘤clipping施行. 1983年9月, クモ膜下出血をきたし再入院. 脳血管撮影で右中大脳動脈瘤clipのslip outの所見を認めたため手術を行った. 術後VAG再検の結果, 左PICA分岐部に動脈瘤の所見がみられ手術を再施行した. Clipのslip out及び初回脳血管撮影で他の部位の動脈瘤を確認できなかったことの二つの問題を同時に合併した症例を経験したので, 文献的考察を加えて報告した.
ISSN:0470-8105