連続回転立体撮影法
目的:脳の血管を側面より正面を通して対側側面まで連続的に立体視しながら追跡するために, 連続回転立体撮影法を提唱しシネ撮影を応用してきたが, 得られた35mmシネフィルム上の像を立体視しながら追跡する装置が必要となった. 方法:像のコマ送り, 停止, 逆送り可能な35mmシネフィルム解析装置ナック350を像がニコマ投影できるようにした. また, スクリーン上に投影された二つの像を立体視するためにS式ステレオミラーII型を製作した. 本装置は, 従来は眼窩間距離が異なるために立体視できない人もいたので, ミラーを移動できるようにし, すべての人が立体視できるよう改良したものである. 結果・結論:...
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Veröffentlicht in: | Neurologia medico-chirurgica 1983, Vol.23 (suppl), p.28-28 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目的:脳の血管を側面より正面を通して対側側面まで連続的に立体視しながら追跡するために, 連続回転立体撮影法を提唱しシネ撮影を応用してきたが, 得られた35mmシネフィルム上の像を立体視しながら追跡する装置が必要となった. 方法:像のコマ送り, 停止, 逆送り可能な35mmシネフィルム解析装置ナック350を像がニコマ投影できるようにした. また, スクリーン上に投影された二つの像を立体視するためにS式ステレオミラーII型を製作した. 本装置は, 従来は眼窩間距離が異なるために立体視できない人もいたので, ミラーを移動できるようにし, すべての人が立体視できるよう改良したものである. 結果・結論:ステレオミラーを立体映写機に取りつけることにより, 回転する脳の血管を連続的に順次立体視しながら180°追跡できた. 本法にディジタルサブトラクション法を応用し, 全身の血管を1回の静注で180°追跡できる装置の開発が必要で, 依頼製作中である. |
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ISSN: | 0470-8105 |