頭頸部領域におけるデジタルアンジオグラフィの臨床的検討

目的:頭頸部領域におけるデジタルアンジオグラフィ(DFA)の臨床的検討 対象:頭頸部疾患が疑われた59例で, 年齢は10ヵ月から82才まで, 男性42例, 女性17例である. 方法:島津製と日立製DFAセットを使用. 45~50ml造影剤を10~15ml/secで肘静脈より急速に注入. 注入開始後6~7秒後から毎秒1枚20秒間撮影し, 画質をGood, Fair, Poorの3段階に評価した. 結果:Goodは49ヵ所(59.8%), Fairは21ヵ所(25.6%), Poorは12ヵ所(14.6%)であった. Goodは大きく血管に富む脳腫瘍, 動脈瘤, 頸部閉塞性疾患に多くみられた. P...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Neurologia medico-chirurgica 1982, Vol.22 (suppl), p.200-200
Hauptverfasser: 佛坂博正, 伊豆永浩志, 広田嘉久, 宮脇正行, 高橋睦正, 平田好文, 松角康彦, 野中信二
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:頭頸部領域におけるデジタルアンジオグラフィ(DFA)の臨床的検討 対象:頭頸部疾患が疑われた59例で, 年齢は10ヵ月から82才まで, 男性42例, 女性17例である. 方法:島津製と日立製DFAセットを使用. 45~50ml造影剤を10~15ml/secで肘静脈より急速に注入. 注入開始後6~7秒後から毎秒1枚20秒間撮影し, 画質をGood, Fair, Poorの3段階に評価した. 結果:Goodは49ヵ所(59.8%), Fairは21ヵ所(25.6%), Poorは12ヵ所(14.6%)であった. Goodは大きく血管に富む脳腫瘍, 動脈瘤, 頸部閉塞性疾患に多くみられた. Poorは, 頸静脈への造影剤の逆流, 嚥下運動, 体動, 技術的失敗などであった.
ISSN:0470-8105