Maximow二重カバーグラス法によるENU誘発ラット脳腫瘍の培養

Ethylnitrosourea(ENU)の経胎盤投与によって誘発されたラット脳腫瘍を人脳腫瘍と平行して, Maximow二重カバーグラス法によって培養してきたが, 今回はこのラット脳腫瘍がin vitroで示すmorphologyとbiologyについて発表する. SD-JCLラットにENU50mg/kgを経胎盤投与して発生した10例の脳腫瘍について検索した. 脳腫瘍は無菌的に摘出し, 顕微鏡下に腫瘍を切離細切し, collagenを塗布したcovcr slip上に置きMaximow二重カバーグラス法で培養した. Mediumは10%glucose 2, BSS 9, Eagle MEM 9...

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Veröffentlicht in:Neurologia medico-chirurgica 1975, Vol.15 (suppl), p.81-81
Hauptverfasser: 上田聖, 遠山光郎, 小竹源也, 成瀬昭二, 山木垂水, 鈴木憲三, 米沢猛
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:Ethylnitrosourea(ENU)の経胎盤投与によって誘発されたラット脳腫瘍を人脳腫瘍と平行して, Maximow二重カバーグラス法によって培養してきたが, 今回はこのラット脳腫瘍がin vitroで示すmorphologyとbiologyについて発表する. SD-JCLラットにENU50mg/kgを経胎盤投与して発生した10例の脳腫瘍について検索した. 脳腫瘍は無菌的に摘出し, 顕微鏡下に腫瘍を切離細切し, collagenを塗布したcovcr slip上に置きMaximow二重カバーグラス法で培養した. Mediumは10%glucose 2, BSS 9, Eagle MEM 9, horse serum 9, 50%Chick embryo extract 9の割合で調整混合したものを使用し, 3日目毎に液交換を行ないながら経時的に観察及び固定染色した.
ISSN:0470-8105