頸椎症に対する新手術法

前回, 頸椎症に対する新手術法として, trans-unco-discal approachについて報告した. その後症例数も増えたので, 今回はその結果について報告した. 昭和47年より, 40例にこの術式を行なったが, 術前の症状の内訳は, 根症または脊髄症を有したもの16例椎骨動脈血行不全症を有したもの6例, これらを合併したもの18例であった. 症状の発現から手術までの期間は, 最短4日, 最長34年である. 手術はunilateral approachを1 levelで行なったのは19例, 2 levelで行なったのは10例, 3 levelは1例で, bilateral appro...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Neurologia medico-chirurgica 1975, Vol.15 (suppl), p.72-72
Hauptverfasser: 白馬明, 児島駿, 松岡好美, 岸広成, 阪口正和, 鈴木俊久, 河野一彦, 西村周郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:前回, 頸椎症に対する新手術法として, trans-unco-discal approachについて報告した. その後症例数も増えたので, 今回はその結果について報告した. 昭和47年より, 40例にこの術式を行なったが, 術前の症状の内訳は, 根症または脊髄症を有したもの16例椎骨動脈血行不全症を有したもの6例, これらを合併したもの18例であった. 症状の発現から手術までの期間は, 最短4日, 最長34年である. 手術はunilateral approachを1 levelで行なったのは19例, 2 levelで行なったのは10例, 3 levelは1例で, bilateral approachは, 椎骨動脈不全症の場合に行ない, 4例では1 levelに, 3例では2 levelに施行し, bilateral approachと他の1 levelでのunilateral appmachを行なったのは3例であり, この40症例の手術椎間数は全部で57椎間である.
ISSN:0470-8105