食道扁平上皮癌における内視鏡AI診断

当科ではAIメディカルサービス社と協力し,様々な内視鏡診断支援AIシステムを開発してきた.食道扁平上皮癌においては実臨床の診断プロセス全ての段階に対応するAIを開発してきた.直近の研究では実臨床を想定した見逃し動画における検証でAIサポートにより内視鏡医の特異度を下げること無く感度を有意に向上させることを報告した.今後も食道における内視鏡診断支援AIシステムの製品化に向けて開発を進めていく方針である....

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 2022/01/15, Vol.42(4), pp.246-254
Hauptverfasser: 脇, 幸太郎, 石原, 立, 庄司, 綾香, 井上, 貴裕, 松枝, 克典, 三宅, 宗彰, 福田, 弘武, 七條, 智聖, 前川, 聡, 金坂, 卓, 竹内, 洋司, 東野, 晃治, 上堂, 文也, 道田, 知樹, 田中, 靖人, 加藤, 勇介, 多田, 智裕
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:当科ではAIメディカルサービス社と協力し,様々な内視鏡診断支援AIシステムを開発してきた.食道扁平上皮癌においては実臨床の診断プロセス全ての段階に対応するAIを開発してきた.直近の研究では実臨床を想定した見逃し動画における検証でAIサポートにより内視鏡医の特異度を下げること無く感度を有意に向上させることを報告した.今後も食道における内視鏡診断支援AIシステムの製品化に向けて開発を進めていく方針である.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm.jslsm-42_0022