小児を対象とした毛細血管奇形 (単純性血管腫) に対する色素レーザー治療

「要旨」毛細血管奇形(単純性血管腫)に対する色素レーザー治療が普及し約30年が経過した. 現在, 本邦ではパルス幅可変式ロングパルス色素レーザーによる治療が第一選択であり, 近年では紫斑形成が少ない機器も販売されている. 小児では治療早期の照射が推奨される傾向があるが, 長期には依然再発の問題がある. 色素レーザーの治療効果を高める薬剤や治療法の開発が待たれるところである....

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 2021-04, Vol.42 (1), p.18-22
Hauptverfasser: 野村正, 大崎健夫, 大澤沙由理, 武田玲伊子, 長谷川泰子, 榊原俊介, 橋川和信, 寺師浩人
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」毛細血管奇形(単純性血管腫)に対する色素レーザー治療が普及し約30年が経過した. 現在, 本邦ではパルス幅可変式ロングパルス色素レーザーによる治療が第一選択であり, 近年では紫斑形成が少ない機器も販売されている. 小児では治療早期の照射が推奨される傾向があるが, 長期には依然再発の問題がある. 色素レーザーの治療効果を高める薬剤や治療法の開発が待たれるところである.
ISSN:0288-6200