九州産業大学 医療診断技術開発センター
「はじめに」平成26年4月, 九州産業大学工学部内に医療診断技術開発センターを設立しました. 本稿では, センター開設の背景や目的, 開発の現状についてお話しをさせて頂きます. 先ず初めに, センター設立の経緯を説明させて頂きます. 平成21年から25年までの5年間, 福岡県が中心となった, 文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム「久留米高度先端医療開発クラスター事業(久留米大学がんワクチン治療)」プロジェクトが展開され, 新しい第4のがん治療法およびがん診断法など, がんに関する研究開発が行われました. 本学は, このプロジェクトに参加し, 病理診断やがん以外の疾病診断を中心とした蛍...
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Veröffentlicht in: | 日本レーザー医学会誌 2016-07, Vol.37 (2), p.188-190 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」平成26年4月, 九州産業大学工学部内に医療診断技術開発センターを設立しました. 本稿では, センター開設の背景や目的, 開発の現状についてお話しをさせて頂きます. 先ず初めに, センター設立の経緯を説明させて頂きます. 平成21年から25年までの5年間, 福岡県が中心となった, 文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム「久留米高度先端医療開発クラスター事業(久留米大学がんワクチン治療)」プロジェクトが展開され, 新しい第4のがん治療法およびがん診断法など, がんに関する研究開発が行われました. 本学は, このプロジェクトに参加し, 病理診断やがん以外の疾病診断を中心とした蛍光試薬の開発を行いました. その成果として, 常温下, 数年単位で保存可能な蛍光染色された観察基板技術の構築, ヒト腎がんのステージ診断および色調の異なる蛍光試薬を用いた腎がん組織の4重染色など, ある程度の成果を挙げることができました. |
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ISSN: | 0288-6200 |