レーザー・アシストハッチング

生殖補助医療で得られた受精卵は体外培養の影響により,透明帯の硬化が惹起されて胚の脱出(孵化)が阻害される場合がある.アシストハッチング(assisted hatching: AH)は透明帯の一部分を切開して,孵化を促進する技術である.従来は機械的あるいは化学的AH が行われてきたが,最近はレーザー・アシストハッチング(laser assisted hatching: LAH)が広く行われるようになった.LAH は今後もART をサポートする重要な技術である....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 2016/04/15, Vol.37(1), pp.93-97
Hauptverfasser: 矢野, 浩史, 久保, 敏子
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:生殖補助医療で得られた受精卵は体外培養の影響により,透明帯の硬化が惹起されて胚の脱出(孵化)が阻害される場合がある.アシストハッチング(assisted hatching: AH)は透明帯の一部分を切開して,孵化を促進する技術である.従来は機械的あるいは化学的AH が行われてきたが,最近はレーザー・アシストハッチング(laser assisted hatching: LAH)が広く行われるようになった.LAH は今後もART をサポートする重要な技術である.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm.jslsm-37_0014