低出力レーザーのアトピー性皮膚炎皮疹部への照射治療

アトピー性皮膚炎の治療方針は一時, ステロイドの副作用について過剰な報道がなされたため, ステロイドの外用を希望しない患者が多く, 混乱した. 当科では, 低出力レーザーはステロイド外用を希望しない患者を中心に使用していたが, 最近は, ステロイド外用が治療の基本であることが再確認され, 外用を拒否する患者は減少した. その結果, 低出力レーザーのアトピー性皮膚炎皮疹部への使用頻度は減少した. 今回, 当科における低出力レーザーの治療を混乱期と現在を比較し, 現時点における低出力レーザーのアトピー性皮膚炎治療における有用性について考察した....

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 2003, Vol.24(1), pp.11-14
1. Verfasser: 森田, 秀樹
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:アトピー性皮膚炎の治療方針は一時, ステロイドの副作用について過剰な報道がなされたため, ステロイドの外用を希望しない患者が多く, 混乱した. 当科では, 低出力レーザーはステロイド外用を希望しない患者を中心に使用していたが, 最近は, ステロイド外用が治療の基本であることが再確認され, 外用を拒否する患者は減少した. その結果, 低出力レーザーのアトピー性皮膚炎皮疹部への使用頻度は減少した. 今回, 当科における低出力レーザーの治療を混乱期と現在を比較し, 現時点における低出力レーザーのアトピー性皮膚炎治療における有用性について考察した.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm1980.24.1_11