レーザー治療効果と指標

目的 近年, 血管腫や扁平母斑・外傷性刺青などの病変に対してレーザーを用いた治療が普及し頻繁に用いられるようになっている. この治療に際しては, その照射頻度や出力など, 経験に頼る部分が多く, また, その効果判定に際しても主観的な判断要素が含まれ, あいまいな部分が多く見らる. この治療による皮膚色の変化を色彩色素計を用いて客観的に数値化する方法について検討する. 対象と方法 当科において血管腫・扁平母斑に対しレーザー治療を行った症例の病変部を測色した. 血管性病変の治療にはダイレーザーを, メラニン色素沈着性疾患にはQスイッチルビーレーザーを用いた....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 坂本道治, 村岡道徳, 中川浩一, 原田輝一, 若見暁樹, 伊東信久, 大場教弘, 綾部忍, 谷口由紀, 谷口俊子, 向井理奈, 安田由紀子, 石井正光
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:目的 近年, 血管腫や扁平母斑・外傷性刺青などの病変に対してレーザーを用いた治療が普及し頻繁に用いられるようになっている. この治療に際しては, その照射頻度や出力など, 経験に頼る部分が多く, また, その効果判定に際しても主観的な判断要素が含まれ, あいまいな部分が多く見らる. この治療による皮膚色の変化を色彩色素計を用いて客観的に数値化する方法について検討する. 対象と方法 当科において血管腫・扁平母斑に対しレーザー治療を行った症例の病変部を測色した. 血管性病変の治療にはダイレーザーを, メラニン色素沈着性疾患にはQスイッチルビーレーザーを用いた.
ISSN:0288-6200