喉頭レーザー手術の現況
喉頭手術にレーザーが導入されて20年以上が経過しており, この間主としてCO2レーザーと Nd: YAGレーザーが用いられてきた。近年ではKTPレーザーも臨床応用され使用頻度が増してきている。当科では, 1980年より各種喉頭疾患に対してレーザー手術を行っている。喉頭レーザー手術の方法および有用性について紹介する。喉頭レーザー手術は, 主として内視鏡下手術であり, 用いられる内視鏡は直達喉頭鏡と撓性内視鏡である。直達喉頭鏡を用いた喉頭顕微鏡手術では, レーザー照射方法に, マイクロマニピュレーターを用いる方法とハンドピースを用いる方法とがある。術者は, それぞれの方法の利点欠点を知り, 適切な...
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Veröffentlicht in: | 日本レーザー医学会誌 1997, Vol.18(2), pp.53-59 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 喉頭手術にレーザーが導入されて20年以上が経過しており, この間主としてCO2レーザーと Nd: YAGレーザーが用いられてきた。近年ではKTPレーザーも臨床応用され使用頻度が増してきている。当科では, 1980年より各種喉頭疾患に対してレーザー手術を行っている。喉頭レーザー手術の方法および有用性について紹介する。喉頭レーザー手術は, 主として内視鏡下手術であり, 用いられる内視鏡は直達喉頭鏡と撓性内視鏡である。直達喉頭鏡を用いた喉頭顕微鏡手術では, レーザー照射方法に, マイクロマニピュレーターを用いる方法とハンドピースを用いる方法とがある。術者は, それぞれの方法の利点欠点を知り, 適切な方法を選択する必要がある。両側反回神経麻痺. 喉頭狭窄. 上皮肥厚性疾患, 喉頭乳頭腫, 声門部喉頭癌に対するレーザー手術の有用性は広く認められ, 重要な治療手段の一つとして定着している。 |
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ISSN: | 0288-6200 1881-1639 |
DOI: | 10.2530/jslsm1980.18.2_53 |