網状肢端色素沈着症に対するパルス色素レーザー治療の効果

肘窩と頸部に発症した網状肢端色素沈着症の2例を経験した. 症例1,18歳女性. 10歳頃から両肘窩と頸部に褐色点状色素斑有り. 同部は陥凹していた. 症例2,20歳女性. 19歳頃から頸部に色素斑出現. 同部は陥凹していた. 両症例とも, 手背, 足背には色素斑は見られていなかった. 臨床症状と病理組織学的所見から網状肢端色素沈着症と診断した. 治療としてパルス色素レーザーを照射した. それぞれ色素斑は消失して陥凹も不明瞭となった....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 金梨花, 石川香代子, 瀬口得二, 森川和宏, 山下裕嗣, 山田秀和, 手塚正
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:肘窩と頸部に発症した網状肢端色素沈着症の2例を経験した. 症例1,18歳女性. 10歳頃から両肘窩と頸部に褐色点状色素斑有り. 同部は陥凹していた. 症例2,20歳女性. 19歳頃から頸部に色素斑出現. 同部は陥凹していた. 両症例とも, 手背, 足背には色素斑は見られていなかった. 臨床症状と病理組織学的所見から網状肢端色素沈着症と診断した. 治療としてパルス色素レーザーを照射した. それぞれ色素斑は消失して陥凹も不明瞭となった.
ISSN:0288-6200