赤色調瘢痕に対する色素レーザーの治療効果

色素レーザーの単純性血管腫に対する有効性は広く認められ, 今年の4月より健保適応となった. われわれは, 色素レーザー装置(米国Candela社製SPTL-1型 波長585nm, 照射時間450μsec)が血管腫だけでなく赤い色を帯びた組織に選択的に吸収される特性に注目し, 赤色調瘢痕に対して応用し, 良好な褪色効果を得ている. 赤色調瘢痕は, 組織学的に炎症を伴った未成熟な瘢痕組織内に存在する多数の拡張血管が透見されるために赤味を帯びており, 単純性血管腫と同様な機序で色素レーザーが奏効すると考えられる. 瘢痕の赤味を取ることは形成外科医にとって重要な課題の一つであるが, 色素レーザーの利用...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 米田敬, 中島龍夫, 吉村陽子, 中根織絵, 山田大, 鵜飼潤, 榊原章洋, 西山智広
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:色素レーザーの単純性血管腫に対する有効性は広く認められ, 今年の4月より健保適応となった. われわれは, 色素レーザー装置(米国Candela社製SPTL-1型 波長585nm, 照射時間450μsec)が血管腫だけでなく赤い色を帯びた組織に選択的に吸収される特性に注目し, 赤色調瘢痕に対して応用し, 良好な褪色効果を得ている. 赤色調瘢痕は, 組織学的に炎症を伴った未成熟な瘢痕組織内に存在する多数の拡張血管が透見されるために赤味を帯びており, 単純性血管腫と同様な機序で色素レーザーが奏効すると考えられる. 瘢痕の赤味を取ることは形成外科医にとって重要な課題の一つであるが, 色素レーザーの利用は大変有効であると考え報告した.
ISSN:0288-6200