Flashlamp-pumped pulsed dye laserを用いた総胆管結石治療例の検討

キャンデラ社製レーザー砕石装置MDL2000を使用して10例に切石を施行した. 年齢は49-82(平均65)歳で, 男性9例, 女性1例であった. 結石は総胆管のみが5例(うち1例は膵内胆管への嵌頓例), 肝内および総胆管が1例, 肝内結石2例, confluence stoneが2例(うちbilio-biliary fistule合併例が1例)であった. 結石の最大径は10-26(平均17)mm, レーザーの使用方法は経皮経肝胆道鏡下が8例, 経乳頭的に親子ファイバー下がconfluence stoneの2例であった. 使用出力は30-70mJで, 全例に砕石可能であった. 合併症として膵内...

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Hauptverfasser: 神谷泰隆, 星野信, 早川富博, 大原弘隆, 山田珠樹, 水野清, 山田尚史, 稲垣孝憲, 中沢貴宏, 宮治眞, 武内俊彦
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:キャンデラ社製レーザー砕石装置MDL2000を使用して10例に切石を施行した. 年齢は49-82(平均65)歳で, 男性9例, 女性1例であった. 結石は総胆管のみが5例(うち1例は膵内胆管への嵌頓例), 肝内および総胆管が1例, 肝内結石2例, confluence stoneが2例(うちbilio-biliary fistule合併例が1例)であった. 結石の最大径は10-26(平均17)mm, レーザーの使用方法は経皮経肝胆道鏡下が8例, 経乳頭的に親子ファイバー下がconfluence stoneの2例であった. 使用出力は30-70mJで, 全例に砕石可能であった. 合併症として膵内胆管嵌頓例で急性膵炎がみられたが, 内科的治療で軽快した. レーザーによる合併症は経験しなかった.
ISSN:0288-6200