ヤグダイセントラルシステムの実用化

近年, 多くの分野で種々のレーザーが利用されているが, レーザー装置を利用回的・使用場所に応じて複数台数設置することは費用, スペース等の点から困難が多い。また, レーザーは今後多様化することが予想される。そこで, 私どもは多種類のレーザーを集中管理・分配するシステムが有用と考え, YAGレーザーによるシステムを導入した。本装置は, YAGを数力所で利用できるだけでなく, YAGレーザーの波長を半分にしたKTPレーザーや. 更には, KTPから邑素レ-ザーを発振させで光線力学治療を行うことが可能となる。このような試みは, 欧米では研究されてきているが, 本邦では初めてのことである。レーザー内視...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 1993, Vol.14(1), pp.27-31
Hauptverfasser: 伊藤, 克昭, 鈴木, 正根, 桑山, 一, 小林, 富美男, 戸田, 信正
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:近年, 多くの分野で種々のレーザーが利用されているが, レーザー装置を利用回的・使用場所に応じて複数台数設置することは費用, スペース等の点から困難が多い。また, レーザーは今後多様化することが予想される。そこで, 私どもは多種類のレーザーを集中管理・分配するシステムが有用と考え, YAGレーザーによるシステムを導入した。本装置は, YAGを数力所で利用できるだけでなく, YAGレーザーの波長を半分にしたKTPレーザーや. 更には, KTPから邑素レ-ザーを発振させで光線力学治療を行うことが可能となる。このような試みは, 欧米では研究されてきているが, 本邦では初めてのことである。レーザー内視鏡の新しい試みの話題提供として, 今回私どもが導入したシステムを紹介した。
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm1980.14.1_27