熟成期に入ったレーザー医学会

日本レーザー医学会も発会以来11年を経過し, 12年目に入りました. 発会当初の黎明期を振り返り, 何と現在の充実した内容であるか, 感無量のものがあります. 僅か10余年の間にレーザーの理論構築, その応用, 機具の開発, 臨床面への応用, 治療効果など, 幾多の筆舌に尽くされざる発展を見るにいたりました. 今や, 日本レーザー医学会も熟成期に突入したと言っても過言ではありません. この間に会を支えて下さいました会員の皆様, また, 運営に大所高所から御指導賜った役員の皆様, 物心両面よりお支えいただいたレーザー工業会, また, 特筆すべきは常に中枢にあり, 会を大きくリードいただきました渥...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 1990, Vol.11(3), pp.1-2
1. Verfasser: 井上, 鐵三
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日本レーザー医学会も発会以来11年を経過し, 12年目に入りました. 発会当初の黎明期を振り返り, 何と現在の充実した内容であるか, 感無量のものがあります. 僅か10余年の間にレーザーの理論構築, その応用, 機具の開発, 臨床面への応用, 治療効果など, 幾多の筆舌に尽くされざる発展を見るにいたりました. 今や, 日本レーザー医学会も熟成期に突入したと言っても過言ではありません. この間に会を支えて下さいました会員の皆様, また, 運営に大所高所から御指導賜った役員の皆様, 物心両面よりお支えいただいたレーザー工業会, また, 特筆すべきは常に中枢にあり, 会を大きくリードいただきました渥美理事長の卓越せる御指導によるものであることは論を待ちません. レーザー医学会がこのようにこよなき発展をとげたのも諸外国からの刺激と, また, 協調があったのも否めないところであります. 今や, レーザー医学会はその会員数1200名余に及び, 臨床家のすべての分野に大きく応用されております.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm1980.11.3_1