細径ライトガイドGE301Bの基礎的, 臨床的検討

胃腫瘍に対する内視鏡下Nd-YAGレーザー治療後の再発の原因のひとつとしては, 胃の高度の変形や直視型内視鏡では病変の部位が正面視不可能な位置にあるため, 病変全体に充分レーザー照射できなかったためであると考えられた1). この問題点を解決するためには, 側視型内視鏡を用いた照射が有効と考え, 側視型内視鏡に装着使用可能であるレーザーライトガイドGE301Bに対して検討を行った. 装置・対象・方法 1. 基礎的検討:(1)Nipro社製automatic infusion pomp(FP-950)を用いて, MBB社製の石英コア部径400μmの気管支用ライトガイドGE301Bと石英部径600μ...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Hauptverfasser: 加減秀樹, 松井洋勝, 油谷逸朗, 吉川隆洋, 平井崇, 井口大助, 吉田初恵, 松本卓, 山田哲, 石井望人, 大杉誠, 汐見幹夫, 山本俊夫
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:胃腫瘍に対する内視鏡下Nd-YAGレーザー治療後の再発の原因のひとつとしては, 胃の高度の変形や直視型内視鏡では病変の部位が正面視不可能な位置にあるため, 病変全体に充分レーザー照射できなかったためであると考えられた1). この問題点を解決するためには, 側視型内視鏡を用いた照射が有効と考え, 側視型内視鏡に装着使用可能であるレーザーライトガイドGE301Bに対して検討を行った. 装置・対象・方法 1. 基礎的検討:(1)Nipro社製automatic infusion pomp(FP-950)を用いて, MBB社製の石英コア部径400μmの気管支用ライトガイドGE301Bと石英部径600μmの従来のライトガイドGE300Bの先端から流出する蒸留水の量を測定した. FP-950の設定値は2.0ml/minから10ml/minまで2.0ml間隔の5段階とした.
ISSN:0288-6200