RA関節液に於けるHeNeレーザーの免疫抑制効果の検討

RA患者とコントロールとしてOA患者について, 関節局所に対するHe―Neレーザー照射の前後に於ける関節液内の炎症, 免疫関与のパラメータについて検討し, 尚ステロイドの使用例のHe-Neレーザー照射によるステロイドの減量, 離脱の可能性について検討した. 方法:日本リウマチ協会薬効検定委員会によるcriteriaに準拠した症例について以下の検討を行なつた. 1)RA17例, OA5例について従来の治療を変更する事なく, 試験中ステロイド等の薬剤の関節内注入を行なわず, メラ社製レーザー治療器PDT型85mW He―Neレーザーを週3回, 10分間特定の局所関節皮膚面に照射し, 各週・最大限に...

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 1988, Vol.8 (4), p.33-34
Hauptverfasser: 小山田喜敬, 鹿内正憲, 伊豆悟, 石月満
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:RA患者とコントロールとしてOA患者について, 関節局所に対するHe―Neレーザー照射の前後に於ける関節液内の炎症, 免疫関与のパラメータについて検討し, 尚ステロイドの使用例のHe-Neレーザー照射によるステロイドの減量, 離脱の可能性について検討した. 方法:日本リウマチ協会薬効検定委員会によるcriteriaに準拠した症例について以下の検討を行なつた. 1)RA17例, OA5例について従来の治療を変更する事なく, 試験中ステロイド等の薬剤の関節内注入を行なわず, メラ社製レーザー治療器PDT型85mW He―Neレーザーを週3回, 10分間特定の局所関節皮膚面に照射し, 各週・最大限に関節液を採取し, 最大関節液採取量, PGE2, PGE2/PGE1比, IC-C_1 q, CKT4/8比, CKT 8陽性T細胞, IgG, IgA, IgMの各パラメータについて検討した.
ISSN:0288-6200