生体細胞用レーザー光超精密照射システムの試作開発

近年, バイオテクノロジーや遺伝子工学の分野において個々の生体細胞を高速かつ多量に微細加工処理することのできる新しいシステムの実現が望まれている. レーザー光は, 生体細胞に自己修復可能な穿孔を開けることかでき, 生体細胞の加工処理に適すると考えられる. そこで, 現在我々はレーザー光を生体細胞に精密に照射するシステムの試作開発を進めており, 本報ではその微小位置決め特性について報告する. Fig.1にシステムのブロック図を示す. 試料は, 溶射式顕微鏡のX-Yステージ上に置かれている. 微小位置決め部には, アクチュエターとして圧電素子モーターを用い, こえをX-Yステージに取り付けた....

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 1987, Vol.8(3), pp.171-172
Hauptverfasser: 牧野, 和浩, 佐藤, 俊一, 稲場, 文男, 田口, 喜雄, 依田, 敏行, 藤本, 健四郎, 宮澤, 陽夫, 浅井, 和弘, 佐伯, 昭雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:近年, バイオテクノロジーや遺伝子工学の分野において個々の生体細胞を高速かつ多量に微細加工処理することのできる新しいシステムの実現が望まれている. レーザー光は, 生体細胞に自己修復可能な穿孔を開けることかでき, 生体細胞の加工処理に適すると考えられる. そこで, 現在我々はレーザー光を生体細胞に精密に照射するシステムの試作開発を進めており, 本報ではその微小位置決め特性について報告する. Fig.1にシステムのブロック図を示す. 試料は, 溶射式顕微鏡のX-Yステージ上に置かれている. 微小位置決め部には, アクチュエターとして圧電素子モーターを用い, こえをX-Yステージに取り付けた.
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm1980.8.3_171