光化学療法の実験的検討
今回我々は胃癌治療においてHpDを全身投与するかわりに内視鏡下で腫瘍内に局注投与することによって日光過敏を防止することができないかと考え, 第一段階として実験的にレーザー照射による腫瘍縮小効果をHpD全身投与群, 局注投与群に分けて基礎的検討を行なったのでその概要を報告する. 実験材料及び方法 1. 移植腫瘍の作成 胃癌由来腫瘍細胞MKN-45(新潟大学第1病理学講座の御厚意による)10^8 コ/0.1mlを生後4Wのヌードマウス(日本クレア)の皮下に移植し, 2-3週間腫瘍径が約10mmとなったものを使用した. 2. 実験方法 HpD局注群ではレーザー照射(以下L-R), 30分前にHpD(...
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Veröffentlicht in: | 日本レーザー医学会誌 1987, Vol.8 (3), p.47-48 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 今回我々は胃癌治療においてHpDを全身投与するかわりに内視鏡下で腫瘍内に局注投与することによって日光過敏を防止することができないかと考え, 第一段階として実験的にレーザー照射による腫瘍縮小効果をHpD全身投与群, 局注投与群に分けて基礎的検討を行なったのでその概要を報告する. 実験材料及び方法 1. 移植腫瘍の作成 胃癌由来腫瘍細胞MKN-45(新潟大学第1病理学講座の御厚意による)10^8 コ/0.1mlを生後4Wのヌードマウス(日本クレア)の皮下に移植し, 2-3週間腫瘍径が約10mmとなったものを使用した. 2. 実験方法 HpD局注群ではレーザー照射(以下L-R), 30分前にHpD(2.5mg/kg, 又は0.25mg/kg)を腫瘍内に局所投与し, 全身投与群ではL-R, 48時間前にHpD(5mg/kg又は0.5mg/kg)を腹腔内に投与した. |
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ISSN: | 0288-6200 |