食道癌光化学療法の問題点とその対策

食道癌に対しヘマトポルフィリン誘導体を投与後アルゴンダイレーザーを照射する光化学療法を行なってきた. 根治を目的として照射した表在癌4例, 食道癌気管浸潤による閉塞解除を目的に2例, 条件検討のため術前照射した進行癌7例の計13例に光化学療法を行なった. 気管閉塞の解除は効果を見, 根治目的の表在癌4例は11ケ月から17ケ月と短かい観察期間ではあるが, 4例ともに再発所見なく効果は有効である. これらの症例を通して様々な問題を経験したのでここに述べる....

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Hauptverfasser: 奥島憲彦, 吉田操, 室井正彦, 杉山明徳, 村田洋子, 押渕英晃, 井手博子, 山田明義, 遠藤光夫
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:食道癌に対しヘマトポルフィリン誘導体を投与後アルゴンダイレーザーを照射する光化学療法を行なってきた. 根治を目的として照射した表在癌4例, 食道癌気管浸潤による閉塞解除を目的に2例, 条件検討のため術前照射した進行癌7例の計13例に光化学療法を行なった. 気管閉塞の解除は効果を見, 根治目的の表在癌4例は11ケ月から17ケ月と短かい観察期間ではあるが, 4例ともに再発所見なく効果は有効である. これらの症例を通して様々な問題を経験したのでここに述べる.
ISSN:0288-6200