ファイバー回折格子を用いた生体計画の基礎的検討

内視鏡等に用いられる光ファイバーを平面状に並べたファイバー回折格子に対して直角にレーザー光を照射すると, 格子と平行な面においては, 鮮明な光のスポットとして一線上に並ぶ. この様なファイバー回折格子を互いに直交するように2枚重ね合わせて, レーザー光を照射するとスポットは縦横に並び2次元の広がりをもつ. ファイバー回折格子から出射した光が格子に対して平行な平面に投影されると, スポット間隔は一定の規則性を持つが, 湾曲した面では間隔が変化する. さらに, 回折格子, 対象物, 観察者等の距離や位置によって, 2次元のパターンは変化する. このパターンを分折し, 3次元計測の可能性, 実用性に...

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Veröffentlicht in:日本レーザー医学会誌 1984, Vol.4 (2), p.69-69
Hauptverfasser: 米川元樹, 葛西洋一, 西坂剛, 町田晴彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:内視鏡等に用いられる光ファイバーを平面状に並べたファイバー回折格子に対して直角にレーザー光を照射すると, 格子と平行な面においては, 鮮明な光のスポットとして一線上に並ぶ. この様なファイバー回折格子を互いに直交するように2枚重ね合わせて, レーザー光を照射するとスポットは縦横に並び2次元の広がりをもつ. ファイバー回折格子から出射した光が格子に対して平行な平面に投影されると, スポット間隔は一定の規則性を持つが, 湾曲した面では間隔が変化する. さらに, 回折格子, 対象物, 観察者等の距離や位置によって, 2次元のパターンは変化する. このパターンを分折し, 3次元計測の可能性, 実用性について検討し, 報告した.
ISSN:0288-6200