若年型糖尿病性網膜症に対するアルゴンレーザー光凝固療法

S. 57年1月~12月までの1年間に, 北大眼科外来を受診した若年型糖尿病患者のうち, アルゴンレーザー光凝固治療を施行した8人についてまとめた結果を報告する. 凝固時の眼底所見は, 前増殖期が2人, 増殖型軽症が6人. 観察期間は3か月~3年である. 結果は, 改善2人, 不変3人, 悪化3人であった. 増殖型への進行が早く, 重症化しやすい若年型糖尿病性網膜症の治療には, 適当な時期のアルゴンレーザー光凝固療法は有効であると考える....

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Hauptverfasser: 南田一枝, 田川義継, 大口正樹, 松田英彦
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:S. 57年1月~12月までの1年間に, 北大眼科外来を受診した若年型糖尿病患者のうち, アルゴンレーザー光凝固治療を施行した8人についてまとめた結果を報告する. 凝固時の眼底所見は, 前増殖期が2人, 増殖型軽症が6人. 観察期間は3か月~3年である. 結果は, 改善2人, 不変3人, 悪化3人であった. 増殖型への進行が早く, 重症化しやすい若年型糖尿病性網膜症の治療には, 適当な時期のアルゴンレーザー光凝固療法は有効であると考える.
ISSN:0288-6200