輸血機能評価認定制度 (I&A制度) における東海支部の現状と展望

「はじめに」輸血機能評価認定制度(I&A制度)(以下, I&A)は, 日本輸血・細胞治療学会(以下, 学会)にて医療施設における輸血医療の安全管理を認証するために2005年より全国統一基準で認定が開始され, 2016年にI&A認定基準がver.5に変更されるとともに, 輸血機能評価制度と和名も付されて制度が刷新された. これを契機にI&A東海支部では4県(愛知・岐阜・三重・静岡)のI&A視察員(以下, 視察員)12名からなるI&A東海支部推進会議(以下, 本会議)を組織した. 我々は, これまでの活動を評価するとともに, I&Aに関するア...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本輸血細胞治療学会誌 2019-06, Vol.65 (3), p.621-627
Hauptverfasser: 橋ヶ谷尚路, 飛田規, 小杉浩史, 玉木茂久, 安藤高宣, 長谷川勝俊, 丸山美津子, 森本剛史, 伊藤裕子, 井上千好, 進藤仁, 加藤栄史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」輸血機能評価認定制度(I&A制度)(以下, I&A)は, 日本輸血・細胞治療学会(以下, 学会)にて医療施設における輸血医療の安全管理を認証するために2005年より全国統一基準で認定が開始され, 2016年にI&A認定基準がver.5に変更されるとともに, 輸血機能評価制度と和名も付されて制度が刷新された. これを契機にI&A東海支部では4県(愛知・岐阜・三重・静岡)のI&A視察員(以下, 視察員)12名からなるI&A東海支部推進会議(以下, 本会議)を組織した. 我々は, これまでの活動を評価するとともに, I&Aに関するアンケートを行い, 今後の認定施設拡大への課題と視察員の拡充に向けたシミュレーションを行ったので報告する. 「方法」「1. 活動評価」I&A認定基準がver.5に変更された以後の時期(以下, ver.5)の2016年1月~2018年3月の視察回数と認定施設数を, I&A認定基準がver.4を使用していた時期(以下, ver.4)と比較した.
ISSN:1881-3011