12.平成14年度製剤部門技術協力について
当センターでは医療機関の要請に応じて様々な技術協力を行っている. 今回, 平成14年度に製剤部門が関与した技術協力についてまとめたので報告する. 【方法】製剤が担当した技術協力は自己血保管, 末梢血幹細胞凍結保管, 赤血球製剤の小分け, PCの小分け及び洗浄, 濃縮等である. これらについて実施状況を調査した. 【結果】自己血は18施設9診療科から309例715回受け入れし, 全血保管40回, RC-MAP+FFP保管635回, 凍結保管40回であった. 自己末梢血幹細胞17例40回, 同種末梢血幹細胞13例22回を処理した. 赤血球製剤及びPCの小分けはそれぞれ140回, 51回であった....
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 日本輸血学会雑誌 2004, Vol.50 (1), p.127-127 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 当センターでは医療機関の要請に応じて様々な技術協力を行っている. 今回, 平成14年度に製剤部門が関与した技術協力についてまとめたので報告する. 【方法】製剤が担当した技術協力は自己血保管, 末梢血幹細胞凍結保管, 赤血球製剤の小分け, PCの小分け及び洗浄, 濃縮等である. これらについて実施状況を調査した. 【結果】自己血は18施設9診療科から309例715回受け入れし, 全血保管40回, RC-MAP+FFP保管635回, 凍結保管40回であった. 自己末梢血幹細胞17例40回, 同種末梢血幹細胞13例22回を処理した. 赤血球製剤及びPCの小分けはそれぞれ140回, 51回であった. PCの洗浄は5回. 濃縮は3回であった. ドナーリンパ球輸注(DLI)の為のリンパ球処理は1例1回であった. 【考察】当センターが実施する技術協力は, 県内の医療に大きく貢献していると思うが, 今後, 業務集約化による統合により製剤部門が廃止された場合の技術協力をどうするかも念頭に置く必要がある. |
---|---|
ISSN: | 0546-1448 |