手術中の血液製剤の使用状況

「目的」血液製剤の使用や輸血療法に関する新しい指針が出された. そこで, 赤血球製剤, FFPおよび濃厚血小板の手術中の使用状況を知る目的で麻酔記録を検索し, 検討した. 「対象」1999年1月から2月の2ヶ月間に心臓血管外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科および産婦人科において実施された手術症例の105症例(男性66症例, 女性39症例). 年齢3M~85歳(平均54.9歳). 「方法」麻酔記録より術式, 出血量, 輸血量とその使用血液製剤名および術中のHb値の推移を検索した. また, 循環血液量を70ml×体重の計算式より算出し, 循環血液量に対する出血量の比率をA群<15%, 1...

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Hauptverfasser: 肥後恵子, 丸山芳一, 小浜浩介, 舞木弘幸, 納光弘
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」血液製剤の使用や輸血療法に関する新しい指針が出された. そこで, 赤血球製剤, FFPおよび濃厚血小板の手術中の使用状況を知る目的で麻酔記録を検索し, 検討した. 「対象」1999年1月から2月の2ヶ月間に心臓血管外科, 消化器外科, 脳神経外科, 整形外科および産婦人科において実施された手術症例の105症例(男性66症例, 女性39症例). 年齢3M~85歳(平均54.9歳). 「方法」麻酔記録より術式, 出血量, 輸血量とその使用血液製剤名および術中のHb値の推移を検索した. また, 循環血液量を70ml×体重の計算式より算出し, 循環血液量に対する出血量の比率をA群<15%, 15%≦B群<20%, 20%≦C群<50%, 50%≦D群<100%および100%≦E群とした.
ISSN:0546-1448