保存前白血球除去血小板に関する検討

「目的」血小板製剤(PC)の残存白血球の保存前除去に関しては輸血副作用予防等の観点から, その有用性が論じられている. 今回我々は, 2種のpheresisによるPC採取並びに製剤の品質的側面に関し検討・評価を行ったので報告する. 「方法」血小板採取は, ボランティアドナーを対象とし, 次の2機種による10単位採取を目標とした. apheresis kit LD-PL-Set No.995JF組込型CCS(CCS,n=5), apheresis kit BB-AP410EJ組込型TERUSYS AC-500(TERUSYS,n=5), 採取製剤に対する検討項目としてはPC容量, 血小板数, 残...

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Veröffentlicht in:日本輸血学会雑誌 2000, Vol.46 (2), p.225-225
Hauptverfasser: 一ノ渡俊也, 星尚宏, 星宣幸, 後藤美代子, 武井裕, 渡辺岩雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」血小板製剤(PC)の残存白血球の保存前除去に関しては輸血副作用予防等の観点から, その有用性が論じられている. 今回我々は, 2種のpheresisによるPC採取並びに製剤の品質的側面に関し検討・評価を行ったので報告する. 「方法」血小板採取は, ボランティアドナーを対象とし, 次の2機種による10単位採取を目標とした. apheresis kit LD-PL-Set No.995JF組込型CCS(CCS,n=5), apheresis kit BB-AP410EJ組込型TERUSYS AC-500(TERUSYS,n=5), 採取製剤に対する検討項目としてはPC容量, 血小板数, 残存白血球数, pH,MPV,Swirling pattern, 凝集能の指標としてのEPS,IL6, ブラジキニン, CD62陽性率についてで, 採取6日後に至る経時的変化に関し測定を加えた.
ISSN:0546-1448