自動機器とコンピュータ導入による院内輸血システムの向上について

「目的」昨今の輸血医療の進歩は著しいにも関わらず, 初歩的な輸血事故の報道はたえることがない. その原因のほとんどが人的過誤ともいえる. この人的過誤を最小限にするために, 以前より自動検査機器とコンピューター管理の導入に尽力してきたが, 新病院開院に伴い実現しえたものを報告する. 「方法」 1)緊急時の対応について a)輸血検査の24時間体制の導入 b)血液搬送にエアシューターの導入 2)検査における過誤対策 a)輸血検査装置(Anto Vue)の導入 b)オンラインによる検査結果通知3)輸血部製剤出庫における過誤対策 a)製剤管理のコンピューター化 b)自己血輸血製剤のコンピューター管理...

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Veröffentlicht in:日本輸血学会雑誌 2000, Vol.46 (2), p.146-146
Hauptverfasser: 松崎道男, 佐々木尚武, 吉澤貴子, 紺野美紀, 山口友子, 幅省三
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」昨今の輸血医療の進歩は著しいにも関わらず, 初歩的な輸血事故の報道はたえることがない. その原因のほとんどが人的過誤ともいえる. この人的過誤を最小限にするために, 以前より自動検査機器とコンピューター管理の導入に尽力してきたが, 新病院開院に伴い実現しえたものを報告する. 「方法」 1)緊急時の対応について a)輸血検査の24時間体制の導入 b)血液搬送にエアシューターの導入 2)検査における過誤対策 a)輸血検査装置(Anto Vue)の導入 b)オンラインによる検査結果通知3)輸血部製剤出庫における過誤対策 a)製剤管理のコンピューター化 b)自己血輸血製剤のコンピューター管理 4)病棟における輸血過誤対策 a)輸血オーダーのコンピューター化 b)輸血実施前に製剤をコンピューターでチェックする.
ISSN:0546-1448