成分採血器CCSによる血小板採取の試み

目的:血小板製剤の需要は, 品質の高いものが要求されてきている. CCSによる血小板(PLP)と白血球除去血小板(LDPLP)の採取を試みたので報告する. 方法:装置の設定条件は全例同一とした. PLPの35例については血液処理量・PLT総数・回収率・WBC混入数の検討をし, LDPLPの5例についてはprestorage Filtrationの検討をした. 結果:PLPによる処理量1リットル当たりのdoner precountに対するPLT総数は相関が認められ, 回収率は平均75%であった. LDPLPによるWBC混入数はFilter前5×10^6 /bagのものがFilter後3.5×10...

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Hauptverfasser: 杉下ノリ子, 佐藤泰子, 菅野フジ子, 松田勲, 中村秀一, 田口剛
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:血小板製剤の需要は, 品質の高いものが要求されてきている. CCSによる血小板(PLP)と白血球除去血小板(LDPLP)の採取を試みたので報告する. 方法:装置の設定条件は全例同一とした. PLPの35例については血液処理量・PLT総数・回収率・WBC混入数の検討をし, LDPLPの5例についてはprestorage Filtrationの検討をした. 結果:PLPによる処理量1リットル当たりのdoner precountに対するPLT総数は相関が認められ, 回収率は平均75%であった. LDPLPによるWBC混入数はFilter前5×10^6 /bagのものがFilter後3.5×10^4 /bagでありFilter処理後の回収率は64.4%であった. 回収率はFilter処理前と比較すると5~6%の損失があった. Filter処理は, N-N時間内に終了した.
ISSN:0546-1448